福和会は、4月26日から27日にかけて「2025年民間防衛合同訓練」を実施しました。本訓練には、台湾各地からの自主防災組織が参加し、100名を超える参加者が集まり、台湾史上最大規模の民間防衛訓練となりました。これは、台湾社会の自己防衛における組織力と行動力を明確に示すものです。
今回の訓練は、シナリオなしで行われ、突発的な衝突や偽情報による混乱を想定しながら、緊急対応、指揮統制、負傷者の処置、通信協力など、各民間防衛チームの実戦能力を検証しました。各チームは、明確な指揮命令系統の下、迅速に行動を展開し、応急処置、秩序維持、避難者の受け入れ、資源の配分などを遂行しました。これにより、非常事態における民間の協働と対応力が際立ち、今後の防災協力拡大に向けた基盤が築かれました。
また、本訓練には、日本、オランダ、カナダ、ウクライナなどの友好国から専門家や関係者が視察・交流のために来訪し、民主主義の防衛のためのグローバルなネットワークにおける台湾への強い支持が示されました。
福和会は、今後も本訓練を毎年恒例の訓練として推進し、国民の防災意識を高め、社会全体の連携及び回復力を強化し、台湾におけるより強靭で機動性のある国民全体による防衛体制の構築を目指します。
Focus Taiwan: Large-scale civil defense drill staged in Nantou County
ICRT: Civil defense drill held in Nantou County
Taipei Times: Civil defense exercises held in Nantou County
Taiwan News: NGO conducts civil defense training in central Taiwan